こんにちは、cobalt leather works のクリモトです。
本日は新商品・コインパース fin(フィン) のご紹介です!
ギフトボックスのような折り口と、立体的な構造が特徴的な可愛いコインケース に仕上がりましたので
是非ご覧くださいませ!
目次
「お守りのようなコインケース」を目指して
当店ではありそうでなかったコインケースのカテゴリー。
しっかりとしたお財布はいくつか作ってきたのですが、シンプルなコインケースはラインナップになかったのです。
小銭入れって、キャッシュレスが進んだ今となっては使うシーンがかなり限定されていて
作って良いものかいつも迷っていたので、今回は小物入れみたいにしても良さそうなイメージでデザインしました。
小銭って、ふとした時に持っているとなんだか安心するというか、助けられますよね。
仕事の合間の一服だったり、コンビニでちょっと買い物したい時だったり・・・
その「助けになる」というポイントに解釈を広げて
例えば、腹痛の時に飲む常備薬だったり、目が疲れた時の目薬だったり
そういったシーンで使うものが、心弾むものだったら、持ち歩くのもより楽しくなってきますよね。
言うなれば、それは「革小物のお守り」・・・そんな存在であることを目指しました。
お守りみたいにどこにでも持ち歩けるように、と裏側にはオプションでDカンが取り付け可能です。
別売りのショートストラップ などで活躍のシーンが広がりそうです!
ちなみに”fin”というのは魚のヒレのこと。
なんか丸っこくてそれっぽい形状だったので、シンプルにそれが由来となっています。
「とくべつ感」のあるギフトボックス構造
「楽しくなっちゃう革小物」なのだから、デザインにもこだわりたい。
そこで今回採用したのが、「ギフトボックス」のように、パカっと開く独特な折り口。
これ、元々は紙だからできる仕組みなので、革で再現するとなるとかなり大変でした・・・
芯材や裏素材の選定、内部の構造や型紙の修正などなど、試作を重ねに重ねました。
今年一番試作を繰り返したかもしれません。笑
中でも苦心したのが開口部の内蓋のコバ処理。
最も負荷のかかる場所で、通常の磨き処理だけでは耐久性に不安がありました。
とはいえ、もう一枚革を張り合わせると今度はパカっと開く感じがなくなってしまう・・・
そこで今回はヘリ返しと言う、革を巻き込んで処理する方法をとりました。
コバ(切り目)の部分が巻き込まれるように返っているのがわかりますね。
指を引っ掛けられるように凹ませた部分の内側を巻き込むのが結構大変なのですが、こんな感じできっちり仕上げていきます。
これで負荷のかかるポイントも一安心。
色々苦労した甲斐あって、自信を持って世に送り出すことができました。
色とりどりの6色展開で、選ぶ楽しさも
当店のお財布カテゴリーでは珍しい多色展開。
やっぱりこうした小物は楽しい気分にならないと損ですよね〜。と言うことでたくさん作っちゃいました。後々メンテナンスが大変なn・・・
色が選べるって、、、いいですよね!
グリージオとサビアはスポット扱いで在庫も薄めなので今回は定番色から外れてますが・・・
カラーオーダーなら組み合わせも楽しむことができちゃいます!
さらにこだわりたい方はカラーオーダーも!
最初はあまり考えてなかったのですが、裏と表で色違いだったら2倍楽しめる、、、じゃないですか!
と言うことで作っちゃいました。カラーオーダーページ。
お試しに僕の好きなカラーリングで作ってみたんですけどね
想像以上に良かったんだわ〜。
この蓋が閉じるところで色の切り替えしがあるの好きなんですわ〜。
名入れ刻印対応で、世界に一つのギフトにも
背面には名入れの刻印(金箔、銀箔、箔なし)が可能です。
色を組み合わせて、名入れをすれば「とくべつ感」マシマシのギフト にもなります。
イニシャルや記念日なんかを打ち込んでも良いですね!
ちなみに、公式オンラインストアでは刻印対応を特典として無料で実施しておりますので
是非ご利用くださいませ。
オーダーについて
今回ご紹介したコインパースはすでにオンラインストアでも受注を開始しております!▼
商品の詳細なスペックなども見ることができますので、是非遊びにきてくださいね!
ではでは、本日はこの辺で。
今週もどうぞ宜しくお願い致します!
ようやく秋らしい日が出てきましたが、体調管理にはくれぐれもお気をつけて・・・!
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