こんにちは、栗本です。
今日はついに新作バッグのお披露目です!
ショルダーバッグ “vagare(ヴァガーレ)” :コバルトブルー
悩みに悩んだサイズ感や本体生地と裏地のバランス。
バッグを製作するにあたってのコンセプト。
付属パーツに使用したイタリアンレザー などなど、順番にご紹介していきますね。
「人生を冒険するためのショルダーバッグ」
冒険、という言葉から連想するイメージや感情ってどんなものでしょうか?
ドキドキやワクワク。楽しいイメージを持つ方もいらっしゃると思いますし、もしかしたら、ちょっと怖いと思う方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにしろ、「刺激的」なイメージはありませんか?
ファッションと道具の二面性を持つ「バッグ」というアイテムだからこそなしうるコンセプト。
それが「人生を冒険に変える」ことだと、僕は考えています。
お気に入りの手帳とペン。本も少し持っていくといいですね。もちろんお財布も忘れずに。
気に入った風景を見つけたらすこし手記を残したり、
楽しい音楽を聴きながら街を散策するのもいいかもしれません。
ちょっと疲れたら、休憩のおともに本と、コーヒーと…ちょっとだけお菓子を持っていきましょう。
せっかく一度きりの人生、とびきり楽しい気持ちで旅に出ないと損ですよね!
たくさん入る容量と、重量のバランス
内装には大きい部屋の他に、ポケットを3箇所。おなじみ、リングプランナーのビブロスと、ラウンドジップウォレットのアルコも縦にぴったり収納することができます。
実は悩みに悩んでいたサイズ感。
世の中的にはやはり大きなバッグよりもサコッシュ的な小型ポーチが流行っています。
なので僕も製作当時、ここまでの容量いるかな…と、ずっと考えていました。
ただ、製作当初のコンセプト「人生を冒険に」を思い出した時
「冒険て言ったらアレ持ってくし、コレも持っていくし…」まるでラピュタに出てくるパズーの鞄のように「なんでも出てくる魔法の鞄」がいいな、と思ったのです。
なので最初の1型目はやはりこのサイズ感で製作することに決めたのです。
※ちなみにリサイズして一回り小さいサイズも構想中です。
あ、流石に目玉焼きのパンは入れないでくださいね。
実は製作当初はオールレザーでも考えていました。
しかしそうなるとこの大きさ、コストももちろん重量がかなり出てしまう。
かといって一般的な帆布だと個性がない。
そこで出会ったのがアルバートン社のアーミーダックでした。
薄手ながらも高密度で繊細な織り。無骨なようで、上品さを併せ持ったアーミーダックは程よいクッタリ感を持っており、革とも相性が抜群なのです。
裏張りコストとこの鞄の使命
ダック生地は化学繊維ではないのでどうしても水に弱いという弱点があります。
なのでせっかくお気に入りを中に詰めての冒険も、突然の雨に振られては台無しです。
なので今回は内装に撥水加工が施されたピッグスエードを使用しました。
これが驚くほどに水を弾く!
このバッグの使命は冒険に出ること。
ちょっとの雨でくじけるわけにはいかないのです。
冒険の相棒に・・・
ぱっと見た印象では上品な仕上がりですが、ディティールにはこだわり、ショルダーベルトの付け根にはリベットを使用したり、カシメは打った上で縫製をかけたりして、デザインを崩さないように気をつけながら耐久性をあげています。
また、今回の第1号はコバルトでの製作となりますが、他の別注色にはグレージュ(グレーとベージュの中間色)とブラックをご用意しております。
せっかくなのでお気に入りの色を相棒にしたいですよね!
販売について
ショルダーバッグ “vagare(ヴァガーレ)” は当面の間、当店の公式オンラインストアのみでの販売とさせていただいております。
また、財布などの小物は通常1週間ほどの納期となりますが、こちらのバッグにつきましては2週間ほどお時間を頂戴しておりますので、プレゼントなどの際にはあらかじめご猶予をいただけますと幸いです。
さて、本日はこの辺で。
いよいよ11月も半ばですねー。今年も残すところ1ヶ月半!
皆さまも体調管理には気をつけて下さいね。
それではまた来週〜!
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