感謝の気持ちと、2020年振り返り|前編

こんにちは。cobalt leather works のクリモトです。
もう残すところ、2020年もあと僅か。
独立してから早くも8ヶ月。皆さまのおかげでどうにかやってこれました。
本当にありがとうございます!

ヴァガーレと作業場

あ、ブログタイトルとは関係ないのですが・・・
先日はクリスマスキャンペーンにご参加いただきました皆さま、ならびに当店に遊びにきていただいたお客さま
本当にありがとうございました!
プレゼント企画につきましては近日中に抽選させていただきます!

さてさて
今日はせっかく年末なので、今年1年間で生み出してきたモノを振り返ってみようと思います。
いやー・・・振り返ってみたらめちゃくちゃ作ってますね。

どれもこれも思い入れのある型ですが
いかんせん物量が多いのでそれぞれ一言コメントで、生まれた順番に振り返っていきましょう!

リングプランナー “byblos(ビブロス)”

ビブロス レッドブラウン

今年のはじめに生まれたリングプランナー 。
以前から手帳は製作していましたが、独立のタイミングで、ディティールに名残を残しつつブラッシュアップ。
のちにカラーオーダーやミニ6サイズが定番化するまでに至った人気者です。

いつでも持って歩きたくなる、持っているとなんだか楽しくなる。そんな魔法の書のような手帳を目指しました。

おかげさまで今年はじわじわとビブロスユーザーが増殖しており、SNSなんかで経年変化の様子をみてはほっこり癒されています。

ミドルウォレット “medio(メーディオ )”

ミドルウォレット メーディオ  ペトロリオ

言わずと知れた当店の看板商品。
独特の構造のコインケース、カードスリットを生み出すために試行錯誤を繰り返し・・・
実は構想に1年くらいかかってます。

実は当初、コンパクトウォレットを作ろうとしていたのですが
どうにも使いづらく感じてしまい、このサイズに落ち着きました。
時代に左右されない普遍的な使用感。その象徴的なモデルとも言えるのかも知れません。

結果として、cobalt leather works のコンセプトを一番継承してくれたお財布ですね。

フラグメントケース”luna(ルーナ)”

フラグメントケース

必要最低限、サブウォレットとしても活躍できそうなサイズ感を目指したフラグメントケース

フラグメント「断片・分割した」といった意味合いなので、よくあるのは長財布の内装そのまま抜き取りました!
みたいな形が多いのですが、なんかこう、洒落っ気が欲しくてこのデザインに。

原型はお世話になった(?)先輩からのオーダーが原型。D缶ついたり、内装貼ったり、色々仕様が変わりました。

コードクリップ”foglia(フォリア)”

コードクリップ

当店で使用している革は経年変化が激しいんですけど、その色味の変化がどうなるのか実際に試してみたい!
けどお財布で試すのは勇気が要るなぁ、という方もいるのではないか!と。
お手軽に革を楽しめるアイテムがあってもいいよね〜と思いつき生まれたコードクリップ。葉っぱのような形状にちょっと僕らしいテイストを加えてます。

ギフトのおまけにしても可愛らしくていい感じ。しかも便利てあなた。

グラスシース”curva(クルヴァ )”

クルヴァ

原型は後のペンシース”uno(ウーノ)”の試作型。立体的な縫製から生まれる独特なカーブマチ構造。

元々はスリーブタイプの簡易的なもの(ワークショップネタ参考)をオーダーいただいていたのですが
製作している最中に突如閃き、「あ、これ絶対行けるわ」と謎の自信を持って勢いで製作。

結果的に大正解だったのですけど
こともあろうかお客さまに事後承諾を得るという小話があったりなかったり。笑

後編へ続く

さてさて、2020年振り返りの前半戦、いかがでしたでしょうか。

こうして振り返ってみると、「これ製作しているときこんなことがあったな・・・」とちょっとセンチメンタルな感じになりますね。
コロナ騒動をはじめとして
今年は本当に色んなことがあり、思い出していると、心の中にたくさんの感情が溢れてきます。
その中でも一番大きい部分はやはり「感謝」の気持ち。

これからも、いままでと変わらぬ想いで製作し続けて参りますので
どうぞお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

後半へ続く・・・!!(また来週〜)