革職人の仕事場に潜入しよう！｜cobalt leather works の日常風景

こんにちは、cobalt leather works のクリモトです。
夏どこいった！っていうくらいに涼しいですね。
あ、ちなみに僕は冬の方が好きです。

さてさて、今日は僕の仕事場のご紹介。

SNSなどで時々「仕事場が見てみたい！」というお話をいただくのですが、自宅の一室を改造（および占拠）しているので、なかなかお招きするのも難しいなぁと思いつつもなんとなく雰囲気が伝われば・・・ということでざっくりご紹介していきます。

なお、日常のありのままの撮影となりますので、特に撮影用の配置にはしていません。
~~見栄えよく見せるのが面倒くさ~~・・・ありのままの撮影となります。（二回目）

改善点は多々あるので移転できる日が来たらきっちりとレイアウト組みたいですね・・・。

図面を起こしてみた

というわけで、写真だけでは分かり辛さがもれなく爆発しますので
俯瞰からの図面をざっくりと起こしてみました。（縮尺は適当です）
普段この場所にいるとあまり感じないのですが・・・床面積が結構狭いですね。笑

下半分は立ち仕事、上半分は座り仕事が多いイメージです。

ではでは実際に見ていきましょう。

このカットは度々登場するので馴染みもあるかもしれませんね。
子どもたちが入ってこれないように「あえて」入り口を狭くしてます。えぇ、「あえて」。
でも最近入り込んでくるのでちょっと対策が必要ですね・・・。

はみ出しているところもありますが、茶紙で巻かれているのがメインで使用している革の在庫です。かなり重たいのでこの作業台は特注で作っていただきました。
入荷した革は検品、ブラッシングをかけてから丁寧に巻いてこちらに収納しています。

その反対側は癒しのコーヒースペース。無印良品のコーヒーメーカーを愛用しています
。豆を挽きつつ淹れてくれるのですが、お湯の出方が良いのか、かなりいい塩梅でドリップしてくれます。
夏はアイス派なのでハンドドリップか水出しですね〜。

あ、いきなり話逸れました。次行きます。

正面入ってすぐに簡易的なカウンターがあるのですが、、、まぁ、だいたい埋まってます。笑
このスペースは仕事が始まるとさらに混沌としてきます。

そこから見上げるとハンガーラックがあるのですが、本来の役割を果たせず、カバンのサンプルやら、ファスナーのストックやらが掛かっています。
最初は洋服かけてたんですけどね〜。いつの間にか占拠されてましたね〜。

さてさて、メインの作業台です。
こちらは少し高めに設定していて高さが900mmあります。ちょうど腰の高さくらいなので
主に裁断仕事用として導入しています。中間棚に色々と置けるので重宝しています。

振り返って対面するように設置しているのが昔から愛用しているワークベンチ。
こちらは600mmの高さで、座り仕事向けに使用しています。
目打ち、縫製、磨き、仕上げなどなど、細かい仕事はこちらで。

スペースの広さももちろん大事なのですが、
仕事をする上で立ったり座ったりはとても重要で
高さもその都度変えてあげないと微妙にやり辛いんですよね。。

例えばですが、低い台で長時間裁断をしているとまず間違いなく腰を痛めます。笑

壁際には金具パーツや手縫い糸のストックを収納しています。
細かい作業に付随するものなのでこの場所が便利。
金具のパーツは小さいくせに結構なお値段なので、仕分け、分類してロスが出ないようにしていますが・・・
壁面のレイアウトは無駄が多いので全体的に改善の余地ありですね。笑

これがないと仕事ができない！っていうくらいに重要な機械、ミシンと漉き機です。
機械といってもやはり人の使う「道具」であることに変わりはないので、日々の対話が大事。
もっとスペースがあれば広く取りたいところですね。

そこから振り返ってワークステーション（パソコン、プリンターなどの事務作業スペース）です。
電源の関係で箔押しなどの刻印もここでやってます。
画像には写っていませんが、帳票類の管理、整頓もこちら。
天板には溢れた革のストックが・・・。

これでぐるっと一周した感じになりますね。

ありのままの仕事現場、いかがでしたでしょうか。
僕は、若干反省しているところです。笑
日々整理整頓は心がけてはいるのですが、どうしても散らかりがちですね。

さてさて、お盆も終わり、今日からお仕事再開の方も多いのではないでしょうか。
またすぐに暑さももどってくるでしょうから、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

今週もどうぞ、よろしくお願いいたいます！

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